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2011.06.27 (Mon)

蜘蛛の糸。


芥川龍之介 蜘蛛の糸 より

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ある日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、
独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。
池の中に咲いている蓮の花は、みんな玉のようにまっ白で、
そのまん中にある金色の蕊からは、何とも云えない好い匂が、
絶間なくあたりへ溢れて居ります。極楽は丁度朝なのでございましょう。

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翡翠のような色をした蓮の葉の上に、極楽の蜘蛛が一匹、
美しい銀色の糸をかけて居ります。
御釈迦様はその蜘蛛の糸をそっと御手に御取りになって、
玉のような白蓮の間から、遥か下にある地獄の底へ、
まっすぐにそれを御下しなさいました。

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遠い遠い天上から、銀色の蜘蛛の糸が、まるで人目にかかるのを恐れるように、
一すじ細く光りながら、するすると自分の上へ垂れて参るのではございませんか。

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この糸に縋りついて、どこまでものぼって行けば、
きっと地獄からぬけ出せるのに相違ございません。いや、うまく行くと、
極楽へはいる事さえも出来ましょう。
そうすれば、もう針の山へ追い上げられる事もなくなれば、
血の池に沈められる事もある筈はございません。

早速その蜘蛛の糸を両手でしっかりとつかみながら、
一生懸命に上へ上へとたぐりのぼり始めました。

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ふと気がつきますと、蜘蛛の糸の下の方には、数限もない罪人たちが、
自分ののぼった後をつけて、まるで蟻の行列のように、
やはり上へ上へ一心によじのぼって来るではございませんか。

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「こら、罪人ども。この蜘蛛の糸は己のものだぞ。
お前たちは一体誰に尋いて、のぼって来た。下りろ。下りろ。」と喚きました。

その途端でございます。

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今まで何ともなかった蜘蛛の糸が、急にぶら下っている所から、
ぷつりと音を立てて断れました。
あっと云う間もなく風を切って、独楽のようにくるくるまわりながら、
見る見る中に暗の底へ、まっさかさまに落ちてしまいました。

後にはただ極楽の蜘蛛の糸が、きらきらと細く光りながら、
月も星もない空の中途に、短く垂れているばかりでございます。


自分ばかり地獄からぬけ出そうとする、無慈悲な心が、
そうしてその心相当な罰をうけて、元の地獄へ落ちてしまったのが、
御釈迦様の御目から見ると、浅間しく思召されたのでございましょう。

しかし極楽の蓮池の蓮は、少しもそんな事には頓着致しません。
その玉のような白い花は、御釈迦様の御足のまわりに、
ゆらゆら萼を動かして、そのまん中にある金色の蕊からは、
何とも云えない好い匂が、絶間なくあたりへ溢れて居ります。
極楽ももう午に近くなったのでございましょう。

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するってぇとアレでつか、飼い主は

お釈迦様だとでも?


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10:20  |  くろすけ日記  |  コメント(3)

2011.06.19 (Sun)

飼い主atu♂


留守番してたら飼い主の声がパソコンからきこえてきたでつ。



バッグデザイナー mayumi kondoさんのところで
USTREAM放送でつよ。

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うちじゃこんなに喋らないのにねー。


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12:54  |  くろすけ日記  |  コメント(1)

2011.06.05 (Sun)

また夏がきまつ。


梅雨のさなか

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ちょっとでも晴れ間が出るとうれしいでつ。

ども、くろすけでつ。

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シカシ、暑いんでつよね。

こうして床にべったりお腹をつけてないと。

atu♂:暑いのは私もニガ手だなー。

今年の夏は電力のモンダイもあるからキビシくなりそうだな。

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クーラーはだめでつか…

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atu♂:ダメってことはないけど設定温度とか考えて使わなきゃな。

がんばるでつ。

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がんばってるでつ。

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ぐた~。

…飼い主

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風をに。


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09:42  |  くろすけ日記  |  コメント(4)
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