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2014.11.09 (Sun)

一夜城。


ペットブログなのに飼い主のマイブームで歴史ブログに…

高尾つながりで八王子城、小田原城と見て回ったので、

最後にこの石垣山一夜城を紹介しよう。

kurosuke ishigaki

天下統一を目論む豊臣秀吉が、関東を手中に収めるためには、

この地を治めている北条氏を配下にしなければならなかった、

kurosuke ishigaki

武田信玄や上杉謙信をも打ち負かした最強の砦 小田原城を持つ北条氏はこれに抵抗、

しかし上の図を見るようにオレンジ色に囲まれた部分が北条陣営で、陸から海から

見事に秀吉陣営に取り囲まれてしまった。

kurosuke ishigaki

その小田原城からわずか3kmの

小田原城はおろか、相模灘から三浦半島までも見渡せる山頂に、

一夜のうちに築かれたとされる城こそ、この石垣山一夜城だ。

三日天下と混同されて、一夜で滅びたと誤解されることがあるが、違います。

kurosuke ishigaki

もっとも、いくら太閤秀吉の力を持ってしても一晩でこれだけの普請ができる筈はなく

実際には3ヶ月近くの工期を要しているが、それでも驚異的な早さで、

”一夜にして”との表現も決して過言ではなかっただろう。

kurosuke ishigaki

実際、城の概要があらかた完成した時点でそれまで覆い隠していた山腹の木々を

一晩で伐採して、まるで緞帳を上げるがごとくの演出までして見せた。

kurosuke ishigaki

これには小田原城に籠城していた北条軍勢も腰を抜かしたことだろう。

ある朝突如として自分たちを見下ろす山の上に巨大な総石垣造りの城が出現したのだから。

八王子城をはじめとする自陣の城をことごとく落とされ、そうでなくとも戦意喪失

しかかっていた北条陣営への心理的攻撃はここに極まった。

kurosuke ishigaki

天守台へのみち。

ここで秀吉は眼下の碁盤を眺めるがごとく100日あまりを過ごす。

kurosuke ishigaki

どんな建物があったのかは解らないが、秀吉のこと中途半端なものではなかっただろう。

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ご存知黒田官兵衛のはたらきもあり、ほどなく北条氏は降伏。

実戦を行う事無く小田原城は開城され、戦国の時代は終わった。

この石垣山城も同時にその役目を終える。本当に見せるためだけの城だった。

kurosuke ishigaki

秀吉もここで戦いが行われることは考えておらず、むしろ時代の転換を見届ける

観覧席と捉えていたのだろう。この場所で家康と連れ立って用足しをしながら、

その後の関東を家康に任せる約束をしたり、

利休や側室、天皇の勅使までもこの場に招き茶会を催すなど、まさに高みの見物。

実に型破りな人間だ、秀吉という男は。

kurosuke ishigaki

現代城下には有名パティシエのレストラン

kurosuke ishigaki

どちらが善か悪かではなく、力が力を飲み込んでゆく、それが戦国の時代。

たかだか数百年前の事実がここにある。

kurosuke ishigaki

秀吉の哄笑が今も聞こえるようでつよ。

おわり。



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11:47  |  くろすけ日記  |  コメント(0)

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